音楽サブスクを食わず嫌いしていた話-YouTube Musicを利用してみて-

音楽一般
Portrait of a smiling young blonde girl listening to music with headphones and using mobile phone isolated over gray background

こんにちは!みにとまです!
今回は音楽サブスクサービスを食わず嫌いしていて今ではほぼ毎日利用している私がサブスクについて語ります!

そもそも音楽サブスクリプションサービスとは何なのか(あんまりわからない人いないと思いますが)簡潔に言いますと、apple music, spotify, LINE MUSIC など「月額何円で登録されている楽曲聞き放題」というサービスです。2015年くらいから徐々に立ち上がり、今ではかなり浸透しています。

食わず嫌いしていた時期

サブスクサービスに加入したのは2020年の8月頃だったと思います。やはり世間の人に比べて出遅れ感が否めません。
それまでサブスクには否定的でした。小さい頃から養われた「音楽はCDから」というiTunesのジャケット写真と一体になっている概念、音源を所有している感覚がやはり一番大きかったので。また、自分で曲作っているのもあるんですが、どうしてもサブスクだとアーティストにお金を払っている感というものがなくて、同人イベントやBandcampで音楽漁って直接お金を払うあの感じが失われるのは違うなと思っている節がありました。というか今でもこれは思っているので結局好きなアーティストのCDは買ったり、ダウンロード購入したりしているのですが。

YouTube Premiumに加入する

さて、2020年の夏になるのですが、この頃YouTubeの広告が増え始め、そもそも昔のYouTubeは広告なしで見られた頃に比べるとだいぶストレスが多くなったように思っていました。そして、その頃たまたますごく暇でYouTubeばっか見て日々を過ごしていたので「これトータルで広告何時間見ているんだ…」とふと思い始めて、広告消してみるかと思い、1ヶ月無料のPremiumに加入してみました。YouTube Premiumはついでに音楽サブスクサービスのYouTube Musicがついてくるのですが、当時はあまりそこには深く考えずに加入してみました。

ハマる

さて、「1ヶ月無料だし嫌ならすぐ辞めるかー」程度の気持ちで始めたのですが、その快適性は想像の遥か上でした。尤も広告が消えてバックグラウンド再生、オフライン再生ができるのは画期的で、今では必須機能になっていますが、YouTube Musicは想定外でした。

思っていたよりも曲がある

各サブスクサービスによって曲数は異なるとは思いますが、大体あるな…と思ったのが僕の感想です。もちろん、個人でやってる人やサブスクを解禁していない人などの曲でない曲もたくさんありますが、ふとあの曲のFull聴きたいと思った時に調べてパッと出てくるのはかなり新鮮でした。

音質や通信量の心配はそこまでなかった

PCでYouTube Musicを利用する際、設定の音質のところで音質を設定できますが、「高音質」で聴いている時、CDで取り込んだwavファイルの音質と聞き分けられえる自信がありません。また、スマホでYouTube Musicを利用する際、「モバイルネットワーク使用時の音質」と「Wi-Fi使用時の音質」でそれぞれ選べるのでは僕は前者を標準、後者を高音質にして通信量を調整しています。また、オフラインに一時保存することも可能なので通信量の心配はあまりありません。

新しい曲との出会い

YouTube Musicを利用して何か曲を調べて聴いていると勝手に次の曲にが再生されるのですが、前の曲のジャンルなどに関連したものが出てくるので耳馴染みがいいです。多分、AIか何かでいい感じに曲を選定しているんだと思うのですが、たまに「ん?いい曲〜」ってなってプレイリストに追加することがあります。これはYouTube Musicを利用していないと出会ってなかった曲があるということなのでとても大きいです。また、有名なアーティストの曲でもテレビとかで有名な代表曲だけは知っているけど他はあんまり…という人のアルバムにしかない曲などが聴けたりするのも大きいと思います。また、いわゆる流行曲も以前より押さえられるようになり、曲を作る上でより聴いてもらえる傾向などを考えやすくなったように思います。

軽い懸念とまとめ

よく巷で聴くのは、サブスクの広がりによって最初のインパクトの強い曲、よりキャッチーな曲ばかりが売れるようになりそのような曲ばかりになってしまうのではないかという懸念です。その意見は大変納得できるし、曲を作る身としても深く考えてしまうのですが、曲の聴き方の形は昔から絶えず変化し続けており(おそらく蓄音器が発明された時の変化やヴァイナルやカセットテープができた時の変化はこの比ではなかったでしょう)、ある種仕方のないものとして受け入れていくべきなのかなと僕個人としては思ってしまいます。結局、当時のクラシックなどが現在淘汰されたわけではなく、むしろ様々な形で発展しているのでそこまで心配する必要もないのかもしれません。

よくサブスク派vsCD派みたいな二項対立をよく見ますが、今までのCDを買ったり、能動的に曲を漁るという行為に加えてサブスクを利用することで自分では発見できなかった音楽を受動的に受容するということで今までとは一味違った音楽の楽しみ方ができるのではないのでしょうか?僕個人としては加入して新しい曲と出会えたり、そこからそのアーティストさんのことを深く調べたり…と楽しみ方、聴く曲の幅が広がったりしていると感じているのでこれからも使って行きたいと思います!

迷っている方もぜひ検討してみてください!!

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